Shrine Guide
樹齢数百年の大木が立ち並び、多くの野生動物や植物が息づく豊かな自然のなかに、
義家公ゆかりの伝説の地と、数多くの文化財が静かに佇んでいます。
01
主たる建造物
Architecture

登米市指定文化財
御本殿
ごほんでん
明和7年(1770)から安永5年(1776)の7年間を費やして造営。
向拝柱には地紋彫りが施され、地方には珍しい洗練された建築と評されます。
往古の鮮やかな朱塗りは「奥州の朱八幡」と称えられた由縁。
ご神体を祀る、境内の中心となる建物です。
建造物
拝殿
はいでん
御本殿と同時期の造営。祭儀の斎行および参拝者の拝礼を行う建物です。
本殿と連なり、境内の正面を構成します。


登米市指定文化財(随神像)
随神門
ずいじんもん
御本殿・拝殿と同時期の造営ながら、再利用の材木が見受けられる点が興味深い建物です。
向かって右に豊磐間戸命、左に櫛磐間戸命の随神像(登米市指定文化財)を祀ります。
東日本大震災で損傷した随神像は、平成24年より東京明古堂にて大修理が施されました。
建造物
招魂社
しょうこんしゃ
幕末から近代の戦役で亡くなった志士・兵士を祀る慰霊施設です。


平成の大鳥居 — 県内最大級
大鳥居
おおとりい
平成3年(1991)、御大典奉祝記念事業として御神坂中ほどに造営。 朱塗りで遠くからもよく見え、参拝の方々の目印となっています。
- 構造
- 鉄製亜鉛引き造り・朱塗
- 高さ
- 12 m
- 笠木
- 15.7 m (東北有数・県内最大級)
- 造営
- 平成3年(1991)
02
八幡神社の七不思議
Seven Mysteries
源義家公にまつわる伝説が色濃く残る境内には、
古くから語り継がれてきた「七不思議」が点在します。
義家公の武勇と信仰心が、この地の石・水・土に今も息づいています。

① 登米市指定文化財
姥杉
うばすぎ
源義家公お手植えの2本のご神木。かつて連理の枝があり、市内一の古木として知られます。古くは「男杉・女杉」「夫婦杉」と呼ばれ、平成13年・16年に樹木医による治療を施し樹勢が回復しました。
男杉(おすぎ)
- 樹高
- 25.0 m
- 根廻り
- 6.58 m
- 目通り
- 5.60 m
- 樹齢
- 約970年
女杉(めすぎ)
- 樹高
- 28.7 m
- 根廻り
- 7.75 m
- 目通り
- 6.00 m
- 樹齢
- 約970年

②
御手洗池
みたらいのいけ
義家公が水を求めて矢の根で掘ったところ、清水が湧き出たと伝わります。
③
弓張窪・経壇森
ゆみはりくぼ・きょうだんもり
義家公が合戦の際に弓を張り矢を放ったところ火の雨が降ったと伝わります。経壇森は七つの塚に白旗と八幡経を埋納した飛び地境内(徒歩5分)。平成29年整備。

④
陰陽石
いんようせき
夫婦石とも呼ばれます。古来、縁結びや夫婦円満の霊石として崇められ、十尺あまり掘りうがっても形が変わらないという伝説があります。
⑤
駒踏石
こまふみいし
義家公が馬でこの石を踏んだところ跡が残ったと伝わります。『安永風土記』には「名石・ひづめ石」と記載されています。
⑥
刀断石
とうだんせき
義家公が太刀で岩の上部を水平に断ち切ったと伝わります。
⑦
鞍懸石
くらかけいし
義家公が馬の鞍を石にかけたところ、石が鞍の形に変わったと伝わります。
03
文化財
Cultural Assets

登米市指定
御本殿
明和7年から安永5年にかけて造営。向拝柱の地紋彫りが特徴で、地方に珍しい洗練された建築と評されます。「奥州の朱八幡」の名の由来となった朱塗りの社殿。

登米市指定
姥杉(2本)
ご神木の第一。義家公お手植えで市内一の古木。古くは「男杉・女杉」「夫婦杉」と呼ばれ、平成13年・16年に樹木医による治療で樹勢が回復しました。

登米市指定
古木群生林
スギ・マツ・モミなど多くの木々が鎮守の森を形成しています。マツの巨木は残念ながらマツクイムシの害を受けましたが、スギ・モミの大木は今も鎮守の森の骨格をなしています。

宮城県指定
加茂流法印神楽
延享3年(1746)、京都加茂生まれの峻學が妙覺院白旗家に滞在した折に神楽様式を伝授。三十三番の神楽が誕生しました。古い様式をいまに伝える貴重な神楽です。

登米市指定
随神像(2躯)
随神門に祀られ、右が豊磐間戸命、左が櫛磐間戸命。明和7〜安永5年制作。東日本大震災で損傷し、平成24年より1年2ヶ月の大修理の後、平成25年東北歴史博物館特別展に出展されました。
04
鎮守の森・自然
Sacred Forest & Nature
約一万坪の境内全体が鳥獣保護区に指定されています。
樹齢数百年のスギ・モミ・マツの大木を中心に鎮守の森が形成され、
折々にヤマザクラやモミジ、山野草の美しい色彩が楽しめます。



鳥類
動物
